失恋はつらいけど、新しい自分へのステップになる。
反省と後悔の連続で、今度は絶対に同じ過ちを繰り返してはならないと誓うものであろう。
その中で一番学んだものは何かといえば「一度失ったものは簡単にはかえって来ない」ということが意見として上がってくるのではないかと思う。
だがしかし、なぜ、それを恋愛にしかあてはめないのであろうと感じたことが最近あった。
私の後輩が最近失恋した。
いまは彼を取り戻したいのか、はたまた悲しいのか、なにをしたいのかわからない状態だが、この後輩は最近人間関係でも信頼を失っている。
人間関係は信頼が絶対的に大切である。
自分のなすがままに身を振りまいては、必ず信頼を失って自分から離れていくのは目に見えている。
この後輩は最近失恋したが、それ以前にも周りの方の期待を裏切り、人間として基本的なこともできず、結果周りから人がいなくなっている。
そして悲しいのはここである。
「そのことに当の本人が気が付いてないということ」
である。
ただ、気が付くというのは難しい。
人の気持ちは見えないものだからこそ感じたり、言葉を交わしたりするのである。
はてさて、今日の問題は「失ったものは簡単に帰ってこない」という点である。
実は後輩はこんなことを言っていたそうだ。
「失ったものは本当に大きいです。私が知らない間に彼に辛い思いをさせていたのでしょうか。今度はもっと気を使って、ちゃんと期待に応えられる人になりたいし、頑張って人の気持ちに気が付ける人間になりたいです」
…おい。おいおいおいおいおいおい。
気が付いているやないかい!!!!!!!!!!!!!!!!!!!学んでますやん!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ここである。気が付いてるのにできていないのは仕方がないとしても、「恋愛」にしかあてはめていない感があるのが問題である。
私はここがPOINTだと感じる。
自分の感じた意見や考え方、取り入れた方法ってのを一個の系統やパターンにしかあてはめないのは、もったいないという感覚である。
学んだのなら、他のところでも使うべきであるということ。
失恋は確かにつらい。けど、そこから這い上がってくることで、新しい自分になる。
この言葉をよく読んでほしい。
失恋したから新しい自分になったのではない。
つらい思いをしたから新しい自分になったのだ。
この違いをしっかり理解して今後も頑張っていこう!
さらばでござる!