好きな人に振り向いてもらうためにも、自分に気を引かせるためにもやるべきことは大きく分けて二つ。
・自分を磨いて、向こうから自然と振り向かせる
・恋愛の心理的テクニックを磨いて、意図的に自分の方に振り向かせる
この二つの手段しかない。矢印がどちらを向いているか想像してほしい。
自分の外見を磨くことは正直言って簡単だ。
・痩せる
・化粧を変える
・髪型を変える
・服装を変える
・背筋を伸ばす
・体型を変える
これが自分の外見磨きだ。
限界はあれど、一番わかりやすく自分を表現して、視覚的に相手にアピールできる。
しかし、多くの女性に同意してもらえると思うが、男性は他者の変化を敏感に察知することができない。鈍感とは男性が生んだ言葉だと思う(…たぶんだけど…)
「自分の変化に気が付いてほしい」という女心を理解している男性は多いが、実際に変化を察知することができなのである。
それはなぜか。
ずばり興味がないからだ。
男性の中にも多くの人に気を配って、微妙な変化を察知する人はいるが、それはごく一部であり察知してくれても言葉にしてくれるとは限らない。外人さんみたいに「it’s beautiful!!!!!!!!」なんてかっこよくいう男性は本当に少ない。白い歯も見せない。
男性は臆病だ。絶対的な確信がもてないなら言葉にしない。伝えるという手段をとらない。臭いセリフを吐くことは大きなリスクを背負うからである。気持ち悪いと思われたら凹んじゃうのだ。
見た目を大きく変化させても大きく恋愛面で徳がなかったと思う女性に最初のアドバイスだが、男性は臆病だ。変わっていても気が付かないのが基本で、気が付いても言えないのが本当のところである。あなたが自信を失う必要はない。逆に女性は同性をもめる生き物だ。あんまり当てにしないのがいいかと思う。
しかし、そうはいっても恋人は欲しい。それはだれしも一緒である。好きな人を捕まえて、一緒に手を繋いで、意味もなく連絡して、理由もなく会って話をしたい。そんなことは誰でも一緒である。妄想だけでは埋められない欲望がある。
だったらもう一つの手段しかない。
なぜ、テクニックに抵抗があるのか?
では、もう一つの「意図的に自分に振り向かせる」はどうだろうか。
多くの人が興味は会っても、その効果を実感できないだろうと思う。
理由は単純に目に見えないからで、ダイエットほど効果をはっきりと確認できないからである。
しかも、純粋な人ほど恋愛のテクニックには手を出したがらない。
なぜかといえば、策士と感じて、相手を騙しているような感じがするからだ。
少女漫画や恋愛ドラマ、お姫様に憧れて育った女性ほど、恋愛のテクニックは「詐欺」として黒々しく写ってしまうものだろう。
純粋な恋愛をもとめるからこそ、抵抗がある。
しかし、男性の本音を言わせてもらえば
「化粧ほど詐欺なものはない」
ってのが本音だ。
これを言っても化粧をやめようという人はいないに等しい。
結局は、自分が納得しているかどうかだ。
女性の場合は、化粧をするのがマナーって面もあるから大変であろう。自分の素肌に自信があっても、無理やり化粧をして落とさずに寝て次の日朝日と共に、沈む……あら…
では、付け加えていうが、私は車に酔い止めと、ひざ掛けをおいている。
定期的に洗っているし、賞味期限には気をつけて暖かい時期は回収している。これを聞いて私を「優しい人」と思うか、「策士」と思うかは人それぞれだが私はこれを恋愛の書籍と経験で学んだ。自分が他者の車に乗ると酔うことが多かったので、常備しておいた方がいいと思ったからであり、冬場は足元が冷える。だからひざ掛けを置くという手段を学んだ。
これは人にたいする気遣いのつもりだが、これで「優しい人」と思ってくれたら単純に私自身は嬉しい。
そして結果的に、私に好意を寄せてくれる人がいた。これを理由にだ。
これを考えると、気遣いのつもりでやったことが「策士」になるならもう、気遣いもなにもない。狙った優しさをできないなら、電車で席を譲ることもない。
この堂々巡りに終止符を打つには二つ
自分が受けになる側なら:「相手を信じることができるか」
自分がテクニックを使う側なら:「使っている恋愛テクニックの裏にはどういう考えがあるか」
この二つを考えればいい。
では、意図的に振り向かせるのことの効果は?
私の見解と、経験、友人や知人の話を聞いて総括すると、恋愛のテクニックは効果的である。
その効果はなにもしなったよりかなり大きい。
まず、知って、使っているというだけで「自信」が生まれる。これでもう恋愛をうまく進められるという自信だ。
今まで我流でアピールしてなにも成果がなかったのなら、なおのこと身に着けたほうがいい。
人間の感情はコントロールできる。自分恐怖心を和らげることもできるし、他者を笑わして明るい感情を引き出すこともできる。
そう考えると、相手の恋愛感情を引き出すことも可能なのだろう。
テクニックの使いどころを学ぶたった一つの方法
多くの恋愛書籍が出回り、身に着けるのが楽しくなるようなテクニックや、考え方、自信がみなぎる振る舞いを知っても、効果があったためしがないという人がいる。
確かに効果があったというのを結果だけで判断するなら「付き合うことができた」という事実があったかどうかが判断材料になるだろうが、最後に肝心なことを忘れてしまっている。
本番で結果を出すには、練習をするしかない。練習あるのみ。
本番で結果を出す人の多くは練習を積んで、失敗を試行錯誤し、何度も何度も傷ついて血反吐を吐いているから結果が出せるのだ。
そうやって練習を積んで、本番にのぞんで、臨んだ結果が「敗北」だったのならまた練習をするのである。
私が思う「練習」についてだが、ここでは日常生活をさしている。
モテる人というのは、日常生活の動き方や考え方が違う。できるだけの気遣いをしている。恋愛のテクニックを駆使して、自分を売り込んでいるし、それが相手に心地よさを生むためにも応用可能だからだ。
この日常生活での実戦経験をつむことの大切なことは本番での「緊張」をなくすことができるからである。
恋愛の書籍を読みあさってなにも結果が出ないという人は、そのテクニックに執着して「緊張」を生んで「ぎこちなさ」が漏れてしまっている。
これをやれば完璧、これをやれば完璧、これをやれば完璧。
この思考が頭の中でぐるぐる回って、不自然さを生んでしまっているのだ。
せっかくのデートのチャンスや、アピールのチャンスを生んでいるのに、不自然さが出て、逆に心が離れられてしまっては話にならない。
練習を積んで、体が反射的に学んだ言葉や、行動や、視線、表示を出すことができるようになるまで繰り返し繰り返し練習することだ。
心地よさを生んで、その中で恋愛のテクニックを使うのが効果的なのだ。
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