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コミュニケーションで重要な距離感の視点
引き寄せる人。積極的に話しかけるのになかなか信頼感を得れない人。傷つけないように配慮したり、余計なことは言ってないのに距離が縮まらない人。
タイプはいつくつかあるけど、会話をすればいいって訳でもないし、余計なことを言わなければいいってことでもない。
余は「距離感」の問題で、その距離感を正確に計れないと、いくら詰め寄っても引かれるだけだし、いけるところでいかないでなにも残らない人になってしまう。
今回は眼には見えない距離感を、縮める方法を教えるよ。
現代の距離感の変化
ビジネスにおいても、自分のファンを作ることが重要だ。一個人が好きな仕事をしてファンを作りお金を得る。そこには近しい距離を感じることができるビジネスモデルが必要である。
さらに、上司部下の関係や、先輩後輩の関係変化。昭和をいきた人は「年上」や「上司」という人は神的存在だった。その関係が大きく変化している。現代は飲み会に誘われても断ることができる。一昔前はそれができない空気だった。
俺は会社での立ち位置上、後輩や部下がいるが、もう自分の立ち位置が「上」というだけで会社を回すことができないと感じている。
これからの絶対的条件は「好かれること」であり、「この人のためなら努力しよう」と思わせる技術が必要だ。
それができない人がハラスメントと呼ばれる分類に該当されている。
スタートはあいてのポジション次第
そうはっても一線しっかりはることは重要だ。最短最速で相手との心の距離を縮める必要はない。確実に、着実に距離を縮めていけばいいのだ。
まず最初のポイントは相手と自分のポジションを把握することだ。
上司、先輩、お客、部下、後輩、同級生、同僚、同期、知人、友人、女性、男性、そして家族。
分類わけしたらきりがないけど、これらに対して明確に立ち位置を変えて、はじめの第一声と表情、タイミングを図っていく必要がある。そしてどんな人であっても慣れな慣れしくはしないことを徹底する。仮に相手が年下であっても初対面を意識し丁寧に接する。
たまに立ち位置も正確に測らないで、「俺のスタイルはこうだから」って感じでなれなれしくする人がいるけど、それは「お前のスタイル」である。かっこよくもなんともない。
人のことを考えていない人間のすることである。
では、どうやって自分を知ってもらうか
初めにやりがちなのは「最高の自分を演出する」人が多い。男性によくありがちな「自分の武勇伝=好感度を上げる話」と思っているやつがいる。
恋愛でもそうなんだけど、完璧な自分を演出して、いい印象だけを残そうとする人。興味が湧くはずもない。なぜなら、自分が感じた時の高揚感とか達成感は自分にしかわからないものだから。
大事なのは、相手と環境にともにするたびに、少しでいいから共有することだ。
観察力
さて「共有」という単語を出したけど、大事なの点がまだある。それが「観察力」だ。
会話の中や、日々の時間を過ごしている中でどこで一歩踏み込むか見極める必要があるのだ。
一番のPOINTは「表情が緩んだ瞬間」だ。
緊張や不安、警戒心などが渦巻いているときにテンションだけでこっちに心を持ってこようとしても絶対に相手は受け入れない。
そして、表情が緩んだ瞬間に、一歩だけ踏み込む。半歩でもいいかもしれない。一気に攻める必要はない。
そして感じな点があるんだけど、一歩踏み込んだ瞬間から次、その人と接するときにその踏み込んだ時の関係で接することが大事だ。せっかく踏み込んだにも関わらず、関係を元に戻してしまってはまた1からタイミングを計ることになる。最後に接した関係をしっかり維持して、1歩、2歩と進んでいくことを意識しよう。
自分とのいう存在の立ち位置を計る
実はここが1番重要なとこだと思う。
距離感を縮める上で重要なのは自分の立ち位置が、相手の中でどのような場所に置かれているかを正確に計る必要がある。
代表的な勘違いはセクハラだ。役職が上のいい歳したおっさんが、愛想笑いや仕方なくのお付き合いで飲みに行っているだけの若者に対して自分に好意があると勘違いしてセクハラに走るやつだ。
自分が思っているほど、相手のなかでのこちらの評価と好意は高くないと思った方がいい。
とくに会社とかはそれが正確に計りにくいと思った方がいい。
では、どうやって自分の立ち位置を正確に計るかだけど、まずは自分と自分以上に好かれている人の違いを観察する。その違いが相手との距離感を縮めるうえで重要な判断材料であり、わかりやすい手本となる。
勘違いしている人がいるが、実は相手のキャラによっては適当に接されている人の方が心を許されている可能性が高い。その判断をしっかりすることだ。
総括として
「◯◯さんと、もっとコミュニケーションとったほうがいいかな…」と《コミュニケーション=信頼を得る》になっている人は危険だ。
喋ること目的は「相手の関係を深めること」であって、喋るから関係が深まる訳ではない。
話術がうまい人は、場の空気を言葉を使って変えることに長けているのだ。
参考文献
ファンを作るために、そして自分と相手との距離を縮めるにはどうしたらいいか教えてもらえる一冊。
ビジネスのトップを走るSHOWROOMの代表取締役、前田裕二さん。
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